どれだけアイシャドウやリップの色にこだわっても、眉毛(アイブロウ)の形ひとつで旬顔になれるかが大きく左右されるほど、眉毛はメイクにとって重要なパーツです。
ここ数年幅広い年代層で人気なのが、ふんわり優しい印象のナチュラル眉毛! 以前から同じ眉毛の描き方をしているのなら、今すぐにでもナチュラル眉毛にアップデートしましょう。
ナチュラル眉毛は単にぼさぼさの太い眉毛ではありません。
そのため、ここでは最初に自眉(地眉)を効果的に活かすための眉毛の整え方を紹介し、自眉が整った上で、旬顔になれるナチュラル眉毛の描き方を説明します。
女性らしいソフトで自然な表情が作れると人気のナチュラル眉毛。その名称のイメージから、自眉を文字通りナチュラルに生えたままにしている方も いるのではないでしょうか。
ナチュラル眉毛でオシャレな旬顔になるには、ベースとなる自眉を先に整えておく必要があります!
そこでまず、ナチュラル眉毛のなかでも人気の平行型を描くための事前準備として、自眉の基本的な整え方をみてみましょう。
①スクリューブラシまたはアイブロウブラシを使って、自眉の毛の流れに沿って、眉頭から眉尻の方向に毛を整えます。
②なりたい並行眉のイメージを持ち、その形からはみ出した部分を③以下の順番に剃っていきます。
※慣れないうちは、実際にアイブロウペンシルで理想の並行ナチュラル眉毛の形を描き、そのラインからはみ出した部分を 剃りましょう。
③眉上の産毛を眉毛シェーバーで剃ります。
④眉頭の毛が長い場合は、眉頭の下からコームを当て、コームの歯からはみ出た部分をアイブロウシザーズ(眉毛用ハサミ)で切ります。
※眉頭の上部分に丸みを持たせると優しい雰囲気になり、垂直方向のラインを残すとシャープな雰囲気になります。
⑤眉の中心から眉尻にかけては、コームを上から当て、コームの歯からはみ出た部分をアイブロウシザーズで切ります。
※眉尻がぼさぼさのままでは、美人度が下がってしまいます。長く毛が伸びた自眉は眉尻まできれいに整えましょう。
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自眉を整えたところで、次にナチュラル眉毛を描いていきましょう。
①スクリューブラシまたは通常のアイブロウブラシを使って、自眉の毛の流れに沿って、眉頭から眉尻の方向に毛を整えます。
②アイブロウブラシに取ったアイブロウパウダー、もしくは芯が硬くないパウダリータイプのアイブロウペンシルで、自眉の下ラインを眉頭から眉尻まで平行に引きます。
※眉尻の長さ:小鼻と目尻をつなげた線の延長線上
※平行ナチュラル眉毛の下ラインはほぼ一直線が基本です。ですが、眉頭から眉山までは「わずかに斜め上に向かうライン」、眉山から眉尻までは「わずかに斜め下に向かうライン」で引くと、大人っぽいキレイな形になります。
③眉山の上から目尻先端に向かってラインを引きます。
④眉頭を除く眉毛全体に「眉毛のすき間を埋めるように」色を付けます。
⑤ブラシで毛流れを整えます。
⑥眉頭に軽く色を付けます。
※眉頭まで濃くしてしまうと抜け感が出ず、べったりとした重い印象になるためご注意ください。
⑦眉頭が濃くなってしまった場合は、スクリューブラシで軽くぼかします。
⑧全体のバランスを見て、すき間がある場合はアイブロウペンシルで埋めます。
自眉が元々濃い場合は、最後に眉マスカラで自眉の色を明るくするか、クリアマスカラでツヤと立体感を出すのもおすすめです。
この時、眉マスカラのブラシは、眉尻から眉頭へと毛流れに逆らって動かし、眉頭の眉毛を軽く立たせてから、眉頭から眉尻に向かって流しましょう。このひと手間で眉毛に立体感が出て、目元がキレイに引き立ちます。
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さらに、汗・水に強い「ウォータープルーフ」と、皮脂・こすれに強い「スマッジプルーフ」のWプルーフ処方で落ちにくく、メイク崩れを防止できます!
くり出しタイプ&シャープナー付きでいつでも描きやすく、ナチュラル眉毛メイクにも重宝しますよ。
「ナチュラル眉毛には憧れるけれど、自眉自体が薄くて……」 という薄眉さん、「自眉の形が左右で異なるんです!」 という左右非対称眉さん。
次は、薄眉さん・左右非対称眉さん向けのナチュラル眉毛の描き方をみてみましょう。
※最初に【ナチュラル眉毛の基本的な描き方】の③までを行います。
①眉毛の足りない部分を、自眉の色よりも少し明るい色のアイブロウペンシルで埋めていきます。
※かなり自眉が薄い場合は、リキッドアイブロウで埋めます。
③アイブロウブラシに取ったアイブロウパウダー、もしくは芯が硬くないパウダリータイプのアイブロウペンシルで、なりたいナチュラル眉毛の形になるように、(眉毛ではなく)直接肌に色をトントンと乗せていきます。
※眉頭が濃くならないように、眉頭から少し離れた箇所から眉尻へと色を乗せ、最後に眉頭に軽く色を乗せましょう。
④肌に乗せた色と自眉の色が異なる場合は、眉マスカラで眉毛の色を整えて統一感を出します。
眉マスカラのブラシは、眉尻から眉頭へと毛流れに逆らって動かし、眉頭の眉毛を軽く立たせてから、眉頭から眉尻に向かって流しましょう。このひと手間で眉毛に立体感が出るため、いかにも「描いた眉毛」という重い印象になりません。
※最初に【ナチュラル眉毛の基本的な描き方】の方法で、左右の自眉のうち、「こちらの形に合わせたい」と思う左右どちらかの自眉を理想の形に仕上げます。
①スクリューブラシまたは通常のアイブロウブラシを使って、自眉の毛の流れに沿って、眉頭から眉尻の方向に毛を整えます。
②整えた自眉の「眉頭・眉山・眉尻の長さ」と同じになるように全体の形を決めてから、アイブロウブラシに取ったアイブロウパウダー、もしくは芯が硬くないパウダリータイプのアイブロウペンシルで、自眉の下ラインを眉頭から眉尻まで並行の高さに引きます。
③眉山の上から目尻先端に向かってラインを引きます。
④眉頭を除く眉毛全体に「眉毛のすき間を埋めるように」色を付けます。
※かなり自眉の量が薄い場合は、リキッドアイブロウで埋めます。
⑤なりたいナチュラル眉毛の形になるように、(眉毛ではなく)直接肌に色をトントンと乗せていきます。
※眉頭が濃くならないように、眉頭から少し離れた箇所から眉尻へと色を乗せ、最後に眉頭に軽く色を乗せましょう。
⑥眉頭が濃くなってしまった場合は、スクリューブラシで軽くぼかします。
⑦左右全体のバランスを見て、すき間がある場合はアイブロウペンシルで埋めます。
※先に仕上げた眉毛に眉マスカラを使用している場合は、同様に使用して統一感を出しましょう。
メイクに慣れている方でも、意外に適当に仕上げていることが珍しくないアイブロウメイク。ですが、眉毛の形ひとつでグッとあか抜けたり、一気に若見えしたりすることも夢ではありません!
多数のモデルや女優さんたちも実践している人気のナチュラル眉毛で、新しい表情を見つけてくださいね。
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