上まつげは時間をかけて丁寧にカールをつけマスカラ選びにもこだわっていても、下まつげってなんとなく仕上げてしまっていませんか?
実はアイメイクにおいての下まつげの影響力ってかなり大きいんです!
今回は下まつげ&下まぶたのメイクテクニックやその効果について詳しくご紹介します。
●監修:深井ルミ(メイクアップアーティスト)
外資系化粧品ブランド、結婚式場のヘアメイク、テレビ、雑誌、美容関連イベント等の活動を経て、現在は美容専門学校の講師、化粧品ブランドのコンサルティングなど幅広く活動中。豊富な化粧品知識からスキンケア・メイクアップに関するカウンセリングやセミナーにも定評がある。
下まつげや下まぶたをメイクすることの効果ってこんなにもあるんです!
下まつげにマスカラを塗って存在感を出したり、カールの角度を調整することで目の縦幅や横幅を広げて見せることができます。
下まつげ・下まぶたをきちんとメイクすると、目を大きく見せることができるだけでななく、頬の面積をカモフラージュできちゃいます。そうすると顔全体がきゅっと引き締まり、いつもより小顔に見えるという嬉しい効果があります。
まつげをくるんとカールさせると、目元に奥行きを出し立体的に見せることができますが、それは上まつげに限ったことではありません!下まつげをカールさせたり下まぶたの光や影をコントロールし凹凸を出すことで、より立体感のある目元に仕上げることができます。
上まぶた・上まつげはしっかりメイクしているのに、下まつげ・下まぶたは何もしていない…そうすると上下のアンバランス感が目立ってなんとなく垢抜けない仕上がりに。アイメイクをしっかりとしているという人ほど、下まつげ・下まぶたにもこだわってメイクしてみましょう!
下まつげは、カールの角度を調整したり目頭側と目尻側とで異なったカールをつけたりすることで、元の目の形を変えて見せることができます。ツリ目をタレ目に、切れ長目を丸目に、などなりたいイメージに合わせてメイクの仕方を変えてみては?
下まつげをカールさせるには、全体用のビューラーを使う方法と、部分用を使う方法があります。どちらもそれぞれ良い点と悪い点があるので、自分に合う方法を選んでみて下さい!
○メリット、デメリット
メリットは、基本的には上まつげに使っているビューラーをそのまま逆さにして使えて、なおかつ一度に下まつげ全体を挟むことができるので手軽という点です。
デメリットは、目尻や目頭など、細かい部分をキレイにカールすることが難しく、まつげが短い人や少ない人、バラつきがある人には不向きと言えます。またビューラー本体が視界を遮るため、鏡の角度の調整が必要になります。
○選び方
カーブが強いものは、目が丸く、立体感がしっかりある人や下まぶたのフレームラインの形が曲線的な人に。
カーブがゆるいものは、目の丸みがあまりないフラットな人や下まぶたのフレームラインの形がなだらかな人に。
フレームのまぶたに当てる側に、柱がとびでていないものの方が、下まぶたにフィットさせやすく綺麗にカールさせることができます。お好みで選んでみてください!
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○使い方
目をぱっちり開け、ややあごを引いた体勢でビューラーを逆さに持ち、涙袋の下辺りからゆっくり下まつ毛の下にビューラーのフレームラインを滑り込ませます。
上まつげのようにハンドルを上げて上にカールしていくのではなく、ハンドルを下げるように下に向けて2、3回に分けて力を加えます。ポイントは毛先よりも根元を中心にカールさせること。そうすると、マスカラが下まぶたに付着しにくく、自然な放射状の下まつげをつくることができます。
※まつげはとてもデリケート。ビューラーで挟んだまま引っ張ってカールを付けるのは厳禁です!
○部分用ビューラーとは
幅が狭いビューラー。上下のまつげ両方に使え、部分的にカールをつけることもできます。支柱があるものとないものがあり、支柱がないものの方が細かい毛までとらえやすくおすすめです。
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○メリット、デメリット
部分用ビューラーのメリットは、まぶたのフレームラインの角度に合わせて数回に分けてカールできるため、短いまつげや細いまつげ、端のまつげもとらえやすく、仕上がりがキレイです。
デメリットは、一度でカールできる全体用を使うよりもやや手間がかかり、均一なカールをつけることが難しい点です。
○使い方
カールを付けたい場所の下まつげの下にフレームを滑り込ませて、まつげの根元から挟みます。全体用を使う場合と同様、根元を中心に2、3回に分けて力を加えます。
目を丸く見せたい場合は中央のまつげの根元を、タレ目に見せたい場合は目尻のまつげの根元をよりしっかりと挟み、下向きに仕上げるようにしましょう。
ここまでで、下まつげを生かしたメイクの土台づくりはOK!次はマスカラ使いをマスターしてより美く仕上げていきましょう。
マスカラと一言で言ってもボリュームタイプやロングタイプ、繊維入りなど種類は様々。お悩みや目的に合ったタイプを選んでみて♪
・ボリュームタイプ
まつげが細い人や、下まつげの存在感が欲しい人に。
・ロングタイプ
まつげが短い人に。
・繊維入り
とにかく長く見せたい人に。
一般的に、マスカラはお湯で落とせるフィルムタイプとクレンジングが必要なオイルタイプに分けられます。下まつげにおすすめなのは前者のフィルムタイプ。まつげにツヤ感を与えてくれて、落ちた時に黒くにじまずメイク直しがしやすいのが特徴です。
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1. ダマが出るのを防ぐため、軽くティッシュオフしてから塗ります。
下まつげは上まつげと比較してボリュームも長さもないので、ティッシュオフしすぎかな?と思うくらい、ブラシについた余分な液を落とすことを意識しましょう。この一手間で下まぶたにマスカラ液がつくのを防ぐこともできます。
2. まつげの量が少ない人は、ブラシを縦にしワイパーのように左右に動かしながら塗ると下まぶたに液を付着させずに下まつげ全体にマスカラ液を塗ることができます。
3. マスカラ液は根元にしっかり、毛先は少量つくようにすると美しいまつ毛に仕上がります。
量が少ない、細い・・・など、下まつげのあらゆるお悩みの救世主はズバリ、つけまつげ!時間をかけずに理想の仕上がりが手に入ります♪
・左右対称の美しい下まつげに仕上がる。
・長さやボリュームなどデザインが選べる。
・下マスカラのにじみなどによるメイク崩れが起きない(パンダ目にならない)。
・まつげエクステや、まつげパーマと比べて目元への負担が少ない。
下まつげには、ベースが透明なタイプがおすすめ。自まつげに近いナチュラルな仕上がりになります。
毛束のボリュームがあるものはぱっちり感のあるドーリーな目元に。毛束のボリュームが少なく細いものは自まつげを自然にボリュームアップ。目尻側が長いものはタレ目に仕上がります。
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KOJI 3DEYES アイラッシュ 01-U エアリーアクセント
1. つけまつげを台紙から外し、下まぶたに沿わせ長さや乗せる位置を確認します。
長い場合は目幅に合わせて、そのまま使う場合はベース糸の両端の飛び出ている部分をカットします。そうすることで浮きにくくなるだけでなく、まぶたに当たった時の違和感やチクチク感を防止します。
2. ベース糸部分につけまつげ専用接着剤を薄くつけます(乾くと透明になるタイプが○)。
両端は浮きやすいのでほんの少し多めに。
3. 下まつげの下側からつけまつげを入れ、下まつげの根元にベース部分がくるように、自まつげに近い角度でつけます。
タレ目に見せたいときは目尻側だけ自分の目のフレームより少し離してつけます。
※毛の角度を下に向けすぎると、表情が暗く沈んで見えてしまうので注意!
目の形やなりたいイメージに合わせて、おすすめの下まつげ&下まぶたメイクをご紹介しちゃいます!
まつげの根元にしっかりマスカラ液がつくように塗ると目のフレームをくっきりさせることができます。
下まぶたにもフレームラインに沿ってアイシャドウを入れ、中央から目尻側の下まつげを下に広げるようにマスカラを塗ると目が大きく見えます。
下まぶたの目尻部分に濃い目のアイシャドウで影をつくり、目尻側の下まつげにしっかりとカールをつけ、マスカラを目尻に多め(長め)につけるとタレ目に見せることができます。
下まぶたにアイシャドウをやや広めに入れ、下まつげにマスカラをきちんとつけると、目の範囲が広がり、頬の面積が狭く見え小顔効果があります。
下まぶたにアイシャドウを塗るときにきちんとグラデーションをつけると、下まぶたに陰影が出て下マスカラを付けたときと同じように目を大きく見せることができます。下まつげは思い切って何もしなくてもOK!
一重さんは下まつげにマスカラをつけすぎると、下まぶたが目立ちすぎて上まぶたの存在感が薄れ、逆に目元が暗い印象になってしまいます。
下アイシャドウはアイシーカラーで明るくすっきり仕上げ、下マスカラは薄く塗りましょう。
下まぶたをパール感の強い明るいアイシャドウで仕上げ、下まつげにマスカラを付けると、キラキラアイシャドウとくっきりまつげのコントラストで、まるでウルウルしているような輝いた瞳を演出することができます!
デートの時や気になる彼と会う時は、ぜひトライしてみて♪
いかがだったでしょうか?下まぶた・下まつげは、顔の中ではごく狭い範囲ですが、きちんとメイクすることで目元だけでなく顔の印象まで大きく変えてくれるんです。
ついつい適当に仕上げてしまいがちな下まつげ&下まぶたメイク。どれも簡単に取り入れられるテクばかりなので、お悩みやなりたいイメージに合わせて今すぐ取り入れてみて下さいね♪
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