ベースメイクの仕上がりの決め手になるフェイスパウダー!
でも、どんな効果があるのかわからないまま、
「なんとなく」使っている人も多いのでは?
フェイスパウダーの種類や特徴を知って、効果的に使いこなせば、
メイクの仕上がりもグンとUP!
さっそく、メイク上手になっちゃいましょう!
監修:東山崎(とうやまざき)良美(ヘアメイクアップアーティスト)
フェイスパウダーはベースメイクの仕上げに使うもので、油分が含まれていないので、さらっとした軽いつけ心地で、皮脂や汗のテカリやベタつきを抑えて、化粧崩れを防ぎます。また、外部刺激(花粉やホコリ)などからも肌をガード!
ファンデーションは、ベースメイクに使うものです。肌のシミ、くすみ、毛穴などを覆い隠すことにより、肌の色を均一に整えてくれます。カバー力もあります。
フェイスパウダーは、軽くふわっとした質感の仕上がりで、ファンデーションはきちんと感のある肌に仕上がります。
フェイスパウダーは、お粉、おしろい、フィニッシュパウダーなどと呼ばれることもあります。
形状が異なるルースパウダータイプとプレストパウダータイプがあります。
・ルースパウダー
ルースパウダーは、サラサラの粉状になっているもので、肌にベールをかけたようなふわりと軽い仕上がりになるのが特徴。
パフやブラシを使ってササッとつけられるので、テクニックいらずで時短メイクができます。
・プレストパウダー
プレストパウダーは、粉をぎゅっと圧縮した固形のタイプ。固形状なので粉飛びも少なく、外出先での化粧直しなど、持ち運びにも便利。
ジメジメとした季節や暑い夏場は、特にメイク崩れが気になりますよね。そんな時に強い味方なのが、フェイスパウダー。顔の余分な皮脂を吸収して、時間が経ってもメイクをしたてのような、サラサラなエアリー肌を保ってくれます。
メイク崩れしにくいフェイスパウダーはデイリーメイクに頼れる必須アイテムです。
フェイスパウダーは、肌にピタッと密着し、毛穴をキレイにカバーします。余分な汗や皮脂も吸収しますので、テカリをぐっと抑えます。ギラギラとテカった“脂”知らずの“ツヤ”を保ち、サラサラの肌がキープ!
UVカット成分が入ったパウダーもありますが、そうでないものでも、あらかじめ日焼け止めクリームを塗った肌の上にフェイスパウダーをのせることで、紫外線からお肌を守れます。
面倒な日焼け止めの塗り直しをしなくても、UVカット成分が入ったフェイスパウダーを使えばさっと簡単にメイク直しができるので、紫外線の多い夏場の外出時は特に、抜群のお役立ちアイテムに!
日焼け止めクリームとのダブル使いで、紫外線対策も万全です。
しっかりカバーをしたい時は、化粧水、乳液で肌を整えた後に、下地クリーム→リキッドファンデーション→フェイスパウダーの順番にして。
ふわりと軽い肌に仕上げたい時は、下地クリームの後にフェイスパウダーをつけてください。
また、日焼けが気になる夏場は、UVカット成分の入った下地クリームを使うか、日焼け止めクリームを併用するとしっかりと紫外線対策ができます。
ポイントとして、下地クリームや日焼け止めクリームはテカリやメイク崩れの原因にもなるので、つけすぎないようにしてくださいね。
フェイスパウダーをつける前に、下地クリームは必ずしも必要なものではないのですが、下地クリームは肌色を整えて、保湿や化粧崩れを防止します。
またUVカット成分が入っているクリームもあるので、夏場や日中の化粧崩れが気になるときは、パウダーをつける前に、下地クリームをつけると安心。
なるべく油分の少ないものがおススメです。
下地クリームをつけた後は、少し時間をおいて、余分なクリームはティッシュで軽くオフしてから、パウダーをのせていくと、しっかりと肌に密着します。
フェイスパウダーには、あまりカバー力はないものが多いですが、フェイスパウダーを薄く重ね塗りすることで、シミやクマを目立たなくしてくれます。軽いつけ心地なので、重ねてつけても厚化粧に見えない、さらっとした肌に仕上がります。
また、どうしてもシミやクマなどが気になるときは、ベースメイクで肌の色味を整えた後に、コンシーラーを使ってポイントでカバーをしてから、フェイスパウダーをつけてください。
フェイスパウダーのつけ方には、パフを使ってつける方法と、ブラシを使ってつける方法があります。使い勝手や仕上がりの違いのお好みで選んでください。
2つの違いは、パフを使ってつけると、小鼻や目の周りなどの細かい箇所も、しっかりとまんべんなくつけられます。また、マット感のある陶器肌を作りたい時もパフがおススメです。
ふわっとしたナチュラルな透明感を出したい時は、ブラシを使ってつけると、軽くて自然な仕上がりにしてくれます。
また、パフを使ってまんべんなくパウダーをつけた後に、ブラシを使って余分な粉を払うダブル使いは、素肌っぽさのあるツヤ肌に仕上がります。ご自分の好みや目的によって、使い分けてください。
フェイスパウダーにもカラーがあります。
ファンデーションのように細かく分かれてはいませんが、フェイスパウダーの色選びもベースメイクの大切なプロセスです。
大きく分けて、以下のように分類できます。
・カラーレス(クリア)
ファンデーションの色をそのまま生かし、よりふんわりと透明感のある仕上がりになります。フェイスパウダー自体のカバー力はありませんが、どの肌色やファンデーションの色とも合います。
・ナチュラル
黄みにも赤みにも寄らない、ナチュラルな色。
・オークル
黄み寄りの色。健康的で活発な印象に。たくさん重ねると少々肌の色が暗く見えてしまいがち。
・ピンク
赤みよりの色。ピンクベースの肌色の方に合うカラーですが、その他にも透明感が欲しい、赤みのあるチークやリップをつけたいという方にもオススメです。
・ホワイト、パープル
抜群に透明感を出せる色。顔全体に重ねすぎると白く浮いてしまいますので、コントロールカラーとして部分使いもオススメ。
基本的には、ファンデーションの色に近い色かカラーレス(クリア)タイプを選ぶと失敗が少ないですが、なりたいイメージに合わせて、また部分的に使用するのも◎です。
その他にフェイスパウダー選びの大切なポイントは、質感です。
ベースの仕上がりとしてマット(ツヤを抑えた質感)、シアー(薄づきで自然な質感)、シマー(キラキラと輝くような質感)などがありますが、多くの場合最後に使用するフェイスパウダーが印象を左右します。
・パールなし
マットな陶器肌に仕上げます。毛足の短いパフでつけると、より定着感が増しツヤを抑えた質感になります。
・パールあり
ツヤのある質感に仕上げます。毛足の長いパフや、フェイスブラシでつけるとふわっと軽い仕上がりになり、より自然な透明感を演出します。
・ラメあり
キラキラとした華やかな仕上がり。普段使いとしてはなかなか出番が少ないこのタイプは、パーティーやナイトシーンなどに役立ちます。ゴージャスな雰囲気や、華やかなドレスを着るときは、デコルテやボディーまでシマーに仕上げて高級感のある上質肌にしちゃいましょう。
フェイスパウダーは、自分カラーを1つだけ持っているという人が多いのでは?
アイシャドウやリップのように、毎日のファッションやメイクに合わせてカラーや質感を使い分けて、メイク上級者を目指しちゃいましょう♪
ハイライトは部分的に使うことにより、顔に立体感を出したり透明感を出してくれるものです。明るめのカラーのフェイスパウダーの部分使いで、ハイライトと同様の効果も得られますが、より高く見せたり明るく見せたい場合は、専用のアイテムを使うのがおすすめ。
*ハイライトの詳しい使い方はこちら
フェイスパウダーをつける前のスキンケアやベースメイクのときに、油分の入っているクリームやファンデーションを使用していない場合は、クレンジングを使わなくても洗顔料だけも十分に落とせます。
フェイスパウダーをつける前に日焼け止めクリームや油分の入っている下地やファンデーションを使用している時は、毛穴がつまりやすいので、しっかりとクレンジングをして、洗顔料もよく泡立てて丁寧に落としてください。
フェイスパウダーは多くの場合、ケースと一緒に専用のパフが付属しています。
パフを使ってはケースに戻しまた使っては戻し・・・を何日も何週間も、もしかして何ヶ月も?!繰り返してしまっていませんか?
これダメなんです・・・
フェイスパウダーには油分が含まれないものもありますが、パフが肌に直接触れるたびに、乳液・下地・ファンデーションなどに含まれる油分や皮脂が付着し、汚れが酸化していきます。汚れによってパフの毛足が寝てしまい均一にパウダーがのせられなくなることで、メイクの仕上がりにも大きく影響します。さらに汚れたままのパフを長期間ケースにしまっておくと、ひどくなるとカビが発生し、かゆみやかぶれなどの皮膚トラブルにも繋がりかねません。
パフはなるべく頻繁に、綺麗に洗いましょう。
1.中性洗剤で揉み洗いをします。パフの中綿がズレると形がぼこぼこになってメイクしにくくなります。優しく丁寧に洗いしましょう。
2.柔軟剤につけます。普段の洗濯の時より薄めにつくった柔軟剤につけ、よく水洗いします。肌の弱い人、かぶれやすい人は柔軟剤は使用しなくてもOK。
3.乾かします。洗濯はさみなどで挟むと形がゆがむことがあります。できるだけタオルの上などに置いて自然乾燥させます。
※パフの素材や性質によってもケア方法は異なるので、詳しくは説明書などを参考にしてください!
ベースメイクの仕上げ用としてはもちろん単独でも使えたりと、何かと出番の多いフェイスパウダー。効果的に使いこなして、なりたい肌にもっと近付いちゃいましょう♪
◎おすすめのアイテムはこちら
この記事が参考になったら
ツイートしてね!
アイシャドウの塗り方1から教えます!パレット使いから色選びのコツを知って、もっとアイメイク上手に♡
How To
アイテープの基本講座♡二重になれる!使い方のコツからバレないテクまで一挙公開
トレンド
【チークの入れ方徹底攻略!!】丸顔さんも面長さんも今よりかわいく♡
How To
つけまつげの1番詳しい付け方、ナチュラル仕上げはキホンが大事! 初心者必見◎
How To
ハイライトの入れ方&使い方の基本!美肌も小顔も叶うメイクテク
How To
アイラインの引き方講座!①リキッド・ペンシル使いこなしテク!
How To
【ビューラーの使い方】やり方のコツ&ゴムの替え時まで、まつげの老舗が全部教えます!
How To
爪の縦線ケアで素爪を美しく!爪の筋やでこぼこの原因と簡単セルフネイルケア方法
その他
現役美容整形外科医に学ぶ!奥二重とは?二重との違いって?奥二重さんのお悩みからメイクまで全て解決しちゃいます★
トレンド
2024年!ハロウィンメイクのかわいくて簡単なやり方【決定版】
How To
人気記事トップ10
アイシャドウの塗り方1から教えます!パレット使いから色選びのコツを知って…
アイテープの基本講座♡二重になれる!使い方のコツからバレないテクまで一挙公開
【チークの入れ方徹底攻略!!】丸顔さんも面長さんも今よりかわいく♡
つけまつげの1番詳しい付け方、ナチュラル仕上げはキホンが大事! 初心者必…
ハイライトの入れ方&使い方の基本!美肌も小顔も叶うメイクテク
アイラインの引き方講座!①リキッド・ペンシル使いこなしテク!
【ビューラーの使い方】やり方のコツ&ゴムの替え時まで、まつげの老舗が全部…
爪の縦線ケアで素爪を美しく!爪の筋やでこぼこの原因と簡単セルフネイルケア…
現役美容整形外科医に学ぶ!奥二重とは?二重との違いって?奥二重さんのお悩…
2024年!ハロウィンメイクのかわいくて簡単なやり方【決定版】
最新記事
キーワード