2019.06.21 UPHow To

メイク初心者必見!メイクのやり方手順とメイクブラシの使い方パーツ別まとめ

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「いつも適当にメイクをしているだけで、いまいちキレイに決まらない」とお悩みの方、メイクアイテムを指で塗っていませんか?

実は、多くのメイクアイテムはメイクブラシやスポンジ、チップなど、専用のメイクアップツール(メイク道具)を使ったほうが、断然美しく仕上がり、持ちもアップするんです!

とはいえ、これまでメイクブラシを使ったことがなく、そもそも使い方が分からない……、という方は珍しくありません。そこで、メイクアイテム別に、おすすめのメイクアップツールの使い方をご紹介します。

ベースメイク編

パウダーファンデーション・リキッドファンデーションともに、ブラシ・スポンジ使いでワンランク上の肌が手に入ります!

パウダーファンデーションの場合、専用のメイクブラシで塗布すると、1か所にかたまって付かないため、肌の凹凸をカバーしながら厚塗りにならず、ナチュラル美肌に。

毛の細いブラシを使うことで、パフだけでは届かない、肌の細かな部分にまでファンデーションが密着して、崩れにくくなります。

パウダーファンデーション

■おすすめのブラシタイプ■
・丸平筆(正面は平らで上部の筆先が丸くカットされている)
一般的な形。肌への負担が少なく、初心者でも扱いやすい。

・丸筆(上部の筆先が丸くカットされており、丸平筆よりもふんわりと丸く広がっている)
クルクルと回しながら付けることで、ふんわりとファンデーションが付いて、優しい印象の肌に仕上がりやすい。

■パウダーファンデーションの塗り方■
① ファンデーションの表面に、丸平筆の場合は斜め気味にして側面に当て、丸筆の場合は垂直に当て、(毛先が広がらない程度に)軽くクルクルと回しながら、ブラシの毛先にファンデーションを含ませます。

② 粉を取り過ぎた場合は、広げたティッシュペーパーにトントンと毛先についたパウダーを払います。
③ 手の甲を使い、更になじませ、ブラシの内側にまでパウダーを含ませます。
④ 頬の内側(目の下付近)から外側に向かって、ブラシを軽く肌に滑らせます。徐々に頬の下部分へと移動させます。フェイスラインまで行ったら、もう片側の頬も同様に塗ります。
※ブラシのパウダーが足りなくなった場合は、少量のみ毛先につけ直し、手の甲で調整しましょう。

⑤ 額は、眉間中央から外側に向かって、放射線状にブラシを滑らせます。
⑥ 眉間から鼻筋にブラシを滑らせます。毛穴が目立ちやすい小鼻は、ブラシをクルクルと回して、ファンデーションを肌になじませます。
※ブラシの角を使い、小鼻に沿わせるようにすると、よりフィットします。

⑦ 口元・目元は、表情の動きが多く崩れやすいため、薄付きを意識します。目をつむった状態でブラシを軽く滑らせます。下まぶたは薄めにサッと滑らせます。
⑧ 顔全体を見て、頬の毛穴が気になる場合は、その部分のみに垂直にトントンとブラシの毛先を押し付け、毛穴をカバーしましょう!

■おすすめメイクブラシ■

商品名:フェイスブラシ
価格:640円(税抜)

なめらかで肌ざわりが優しい丸平型フェイスブラシ。適度にコシがあり、扱いやすく、自然な美しい肌に仕上がります。
シルクのような繊細な肌触りで、粉含みの良い人工毛(PBT)を使用。パウダーファンデーション・フェイスパウダーはもちろん、シェーディング用にもおすすめです。

■携帯に便利なスライド式もおすすめ!■

商品名:スライドフェイス&チークブラシ
価格:1,100円(税抜)

外出先や旅行など、持ち運びに便利なスライド式のフェイスブラシ。
「フェイスブラシ」と同じく、シルクのような繊細な肌触りで、粉含みの良い人工毛(PBT)を使用しています。毛先を傷めず、清潔に携帯できるキャップ式。ふんわりボリューミーな丸型で、チーク用としても使い勝手◎です!

リキッドファンデーション

リキッドファンデーションの場合も、専用のスポンジを使用することで、指のみで塗布するよりも余分な油分をオフでき、細かな部分にまで密着するため、長時間崩れにくく薄付きでもカバー力アップ!

■リキッドファンデーションの塗り方■
① 手の甲に、リキッドファンデーションを適量出します。
② 薬指で、①のリキッドファンデーションを少量取ります。

③ 両頬(他パーツよりも少し多めに)、額、小鼻、あごの5点にファンデーションを置きます。
※量が少ない場合は、再度薬指に少量を取り、少しずつ足しましょう。
④ スポンジを使い、顔の内側から外側に向かって、ファンデーションを伸ばしていきます。
⑤ 小鼻や目元などの細かな部分は、スポンジの角を使って押さえます。

⑥ スポンジの「ファンデーションが付いていない部分」で、顔全体をポンポンと押さえます。
※特に、皮脂崩れしやすいTゾーンや、表情の動きで崩れやすい目元・口元・あご部分は、入念に押さえましょう!
⑦ フェイスラインや生え際部分もスポンジでポンポンと押さえると、肌に自然になじみ、崩れ防止にもなります。

■おすすめメイクスポンジ■

商品名:メイクアップスポンジ No.81
価格:300円(税抜)

肌に優しくフィットする、弾力ある低反発素材を使用したメイクアップスポンジ。水あり・水なし両用タイプのため、薄付きでツヤっぽい肌感に仕上げたい場合は、スポンジに水を含ませてのご使用がおすすめです。
※含ませた水は、良く絞ってからご使用ください。

チーク・ハイライト

パウダータイプのチークは、ブラシでふんわりと乗せればムラにならず、上品に頬が色づいた大人の上気肌に。

さらに、骨格を活かしたメイクをするなら、ハイライトをプラス! 難しく思われるハイライトも、ブラシを使用することで、ほど良いツヤ感で立体的な顔立ちに仕上がります。

■おすすめのメイクブラシタイプ■
・チーク・ハイライトを塗布したい範囲よりも一回り小さいサイズ(特に初心者さんの場合)
大きめのブラシでは、グラデーションを付ける際に広がりすぎてしまうため、肌に当てた際に少し範囲が狭い程度が仕上げやすいです。

■パウダーチークの塗り方■
※チークを塗る基本の始点は、「黒目から真っ直ぐ下ろした線」と「小鼻の脇から横に伸ばした線」が交差する箇所。ここから、チークを楕円形に広げると、どの顔の形でも違和感のないチークを入れることができます。

① ブラシにチークを含ませ、ティッシュペーパーか手の甲でパウダーの量を調整し、なじませます。

② 始点にブラシを置きます。そこから、ブラシをクルクルと回し、顔の外側に向かって楕円形を描くように動かします。
※可愛いイメージにしたい場合は、頬の高い位置で丸く円を描きましょう。

③ パウダーファンデーションやフェイスパウダーで軽く押さえると、肌への密着感が増します。

■パウダーハイライトの塗り方■
① ブラシにパウダータイプのハイライトを含ませ、ティッシュペーパーか手の甲でパウダーの量を調整し、なじませます。
② 立体感を出したい箇所に、ハイライトを軽く乗せます。
※ハイライトを塗布する箇所:額、眉下、目頭、Cライン(こめかみから目の下にかけて)、鼻筋、上唇の山、口角、あご

※チーク、ハイライト、シェーディング(ブロンザー)を施すパーツのイメージ図。顔の形やなりたいイメージによって、調整しましょう。

■おすすめチーク・ハイライトブラシ■

商品名:チークブラシ
価格:600円(税抜)

なめらかで肌ざわりが優しい、楕円形のチークブラシ。テクニックいらずで、簡単にふわっとチークが色づきます。シルクのような繊細な肌触りで、粉含みの良い人工毛(PBT)を使用。ハイライト用にもおすすめです。

ポイントメイク編

アイメイクをする時、どのタイプのアイシャドウでも、指でササっと塗って、終わらせていませんか?

実は、アイシャドウブラシやチップを使用すると、同じアイシャドウを塗布しても、驚くほどアイメイクの印象が変わることがあるんです!

ブラシとチップの違いは、色の付き方。ブラシ使用では色がふんわりと優しく広がり、チップ使用では狙った箇所に色がしっかりと付きます。

アイシャドウのタイプや、その日のなりたいイメージによって、使用するツールも替えてみましょう!

アイシャドウ

■揃えておきたいアイシャドウブラシタイプ■
・大サイズ:アイホール全体に使用、ふんわりと色を乗せたい時に。
・中サイズ:アイホールの中間部分に使用、色を乗せてグラデーションを作りたい時に。
・小サイズ:上下まぶたのキワに使用、ライン状に色を乗せたい時に。

■あると便利なアイシャドウチップタイプ■
・幅が広いタイプ:アイホール全体に使用、色をしっかり肌にフィットさせたい時に。
・細長いタイプ:上下まぶたのキワに使用、ライン状に色をはっきりと乗せたい時に。
・シリコンチップ:スポンジチップと比べてクリーム・ジェルアイシャドウが伸ばしやすく、ラメをまぶたに付けやすい。パウダーアイシャドウの場合、マット感・発色が増す。

■アイシャドウの塗り方(ブラシ・チップ併用)■

① 大サイズのブラシに、パウダーアイシャドウ(ハイライトカラー)を含ませ、ティッシュペーパーか手の甲でパウダーの量を調整し、なじませます。
② 目頭側、もしくは目尻側のどちらか「色を一番濃く出したいほう」を始点とし、ブラシを置いて、アイホール全体に塗布します。

③ 中サイズのブラシに、パウダーアイシャドウ(ニュアンスカラー)を含ませ、ティッシュペーパーか手の甲でパウダーの量を調整し、なじませます。アイホール全体に塗るためブラシにしっかりアイシャドウを含ませましょう。
④ 目頭側、もしくは目尻側のどちらか「色を一番濃く出したいほう」を始点とし、ブラシを置いて、アイホールの中間部分に塗布します。
⑤ グラデーションがキレイに出ていない場合は、ティッシュペーパーなどで拭ったアイシャドウブラシで、色と色の境目を軽く撫で、色同士をなじませます。
⑥ 細長いタイプのチップで、目のキワに塗る締め色のパウダーアイシャドウ(アクセントカラー)を取ります。
⑦ 上まぶたの黒目の上から、目尻に向かってチップをすべらせます。

⑧ 下まぶたの目尻から、下まぶた1/3程度までチップをすべらせます。
⑨ 色がくっきりと出過ぎている場合は、アイシャドウのついていないチップか指で、軽くラインを拭います。
※クリーム・ジェルアイシャドウを使用する場合は、シリコンチップでの塗布をおすすめします。

■おすすめアイシャドウブラシ■

商品名:アイシャドウブラシ(L)
価格:440円(税抜)

ボリュームがあり、境目を自然にぼかしてナチュラルな目元に仕上げる、ラージサイズのアイシャドウブラシ。アイシャドウのハイライトカラーの塗布におすすめ。フェイス用ハイライトカラーの塗布にも使用できます。


商品名:アイシャドウブラシ(M)
価格:420円(税抜)

コシがあり、立体感のある目元に仕上げる平筆・ミドルタイプのアイシャドウブラシ。アイシャドウのニュアンスカラーの塗布におすすめ。ノーズシャドウ用にも使用できます。


商品名:アイシャドウブラシ(S)
価格:400円(税抜)

ほど良くコシのある細い筆先で、目のキワの繊細なラインも美しく仕上がる、スモールサイズのアイシャドウブラシ。アイシャドウのアクセントカラーの塗布におすすめ。

■おすすめアイシャドウチップ■

商品名:シリコンチップ(ロング)
価格:300円(税抜)

指やスポンジチップでは塗りにくい、大粒ラメやクリームアイシャドウをキレイに乗せられるシリコン製チップ。密着感があるためムラなく塗れ、美しい目元に仕上がります。


商品名:ミニチップ(ダブル)
価格:300円(税抜)※3本入

やわらかなソフトウレタン素材で粉飛びしにくく、アイメイクを美しく仕上げるミニチップ。パウダーアイシャドウ派におすすめです。

アイブロウ

ナチュラル感を残しつつも、キレイな表情を作るのは、ブラシを使用したアイブロウがポイントに!
程よく抜け感のある美眉で、視線を集める旬顔を手に入れましょう。

■あると便利なアイブロウブラシタイプ■
・平ブラシ(斜めカット)
アイブロウパウダーを自然に美しく塗布することができる。
・ブラシ/コーム
眉全体を整える。アイブロウをぼかす際にも便利。
・スクリューブラシ
眉全体を整える。眉頭の毛を立たせる時にも便利。

■アイブロウの塗り方■
① スクリューブラシで、眉を毛流れに沿って整えます。

② 平ブラシにアイブロウパウダーを含ませ、ティッシュペーパーか手の甲でパウダーの量を調整します。カラーを自分でミックスさせた場合は、手の甲などで色味を確認します。
③ 自眉毛の足りない部分を書き足すように、ブラシを細かく動かして、イメージする眉の形にしていきます。
④ 眉毛にすき間ができてしまう場合は、ペンシルやチップで埋め、スクリューブラシでぼかして整えます。

■おすすめアイブロウブラシ■

商品名:アイブロウブラシ
価格:400円(税抜)

使いやすい、斜めカットの平ブラシ。眉頭のぼかしから眉尻ラインまで、美しく仕上げるアイブロウブラシ。アイラインにも使用できます。


商品名:ブラシ&コーム
価格:400円(税抜)

眉のお手入れやぼかしから、マスカラのダマとりや眉カットにも使える、アイブロウ・マスカラ用ブラシ&コーム。2WAYタイプなので、1本あると重宝します。


商品名:スクリューブラシ
価格:300円(税抜)

ほど良い硬さの先細ブラシで扱いやすく、毛流れを整えてナチュラルな眉・アイメイクに仕上げるスクリューブラシ。アイブロウをぼかしたり、まつげを整えたりするのに最適です。

リップ

「リップ(口紅)は適当に直塗り」という方も多いですが、魅力的な唇はリップブラシでこそ手に入ります!
唇のキワまでしっかりと仕上げれば、理想のリップの形が簡単に叶えられますよ。

■1つは持っておきたいリップブラシタイプ■
・平筆タイプ:リップライン(輪郭)を描く時に使用する。
・丸筆タイプ:程よくボリューミーなため、輪郭を埋めるようにリップを塗る時に使用する。

■リップの塗り方■
① 素唇の色が濃い場合や、くすみがある場合は、リップ用のコンシーラーで唇の色を整えます。
② 平タイプのリップブラシに、多めにリップカラーを取り、上唇中心の山の輪郭を描きます。
※口角から山に向かってラインを描くとブレにくいです。シャープに見せたい時は「山の縁取りをきっちりと」取り、女性らしさを強調したい時は「オーバーリップ気味に、山に丸みを持たせて」描きましょう!

③ 下唇の輪郭を、口角から唇の船底に向かって描きます。
④ 口角部分は、口の形を「あ」に開けて、上下がつながるようにしっかりと描きます。
⑤ 丸タイプのリップブラシにリップを取り、輪郭を埋めるように塗っていきます。

⑥ 軽くティッシュオフをします。
⑦ 再度、輪郭を埋めるように塗っていきます。この2度塗りにより、リップの持ちが良くなります。

■おすすめリップブラシ■


商品名:リップブラシ(平)
価格:460円(税抜)

コシのある幅広の筆先が唇にフィットし、思い通りのリップラインに仕上げる平筆タイプのリップブラシ。スライド式のキャップ付きなので、携帯にも便利です。


商品名:リップブラシ(丸)
価格:460円(税抜)

適度に厚みのある筆先が、リップカラーをしっかりと含み、ひと塗りでムラなく美しい唇に仕上げる丸筆タイプのリップブラシ。リップ(口紅)・グロスともに使用できます。スライド式のキャップ付きなので、携帯にも便利です。

メイクブラシのお手入れ

せっかくブラシを使用していても、汚れているブラシでは、メイクはキレイに仕上がりません。汚れているブラシは雑菌などにより肌トラブルの原因にもなるので、キレイにお手入れをしましょう。

■おすすめのブラシクリーナー

商品名:ブラシドライクリーナー
価格:980(税抜)

水洗い不要!ティッシュペーパーにスプレーしてふきとるだけで、ブラシのお手入れができるブラシ専用クリーナー。速乾性なので、ブラシをお手入れしてすぐに使えます。

スポンジ、パフのお手入れ

詳しいお手入れ方法はコチラ

コンパクトを開けていつも使用しているスポンジやパフを見てみると・・・。汚れていませんか?
メイクブラシと同じく、スポンジやパフもキレイにしないとメイクの仕上がりやお肌のクオリティに影響がでてしまいます。お肌に直接触れるものは毎日清潔に保ちましょう。

①ぬるま湯に中性洗剤(台所洗剤)を薄めに溶かします。
②中性洗剤を薄めに溶かしたぬるま湯で、指の腹を使用し、軽く押し洗いします。
③汚れがとれたら、ぬるま湯ですすぎます。
④両手で包み込み水を絞ったら、乾いたタオルにはさみ、水気を切ります。

メイクツールで簡単に魅力アップ!


専用のメイクブラシやスポンジ、チップを駆使して、それぞれのパーツを彩れば、美しく均整の取れた表情に!

これまでとは格段にクラスアップしたメイクで、あなたの魅力を最大限発揮してくださいね。

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