フェイスラインなど気になるパーツをすっきりと見せてくれるメイクテクニックのひとつ「シェーディング」。小顔効果が期待できるため、シェーディングが欠かせないという声は少なくありません!
とはいえ、メイク初心者にとってはハードルが高そう…。さらには、シェーディング用アイテムにはスティック やリキッド、パウダータイプなど種類がたくさんあるので、どれを選んでどう使うのが正解か分からない…ということも。
そこで、今回はシェーディング用アイテムの選び方と顔型別のシェーディングの入れ方をご紹介します。初心者さんにおすすめの使いやすいシェーディングアイテムも紹介。
「シェーディングが肌の色にマッチしていない気がする」「フェイスラインをうまくカバーできない」など、シェーディングテクニックにお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
シェーディングとは、エラなど気になるフェイスラインをすっきりと見せたり、鼻筋などに入れて顔立ちをくっきりと見せたりするメイクテクニックのこと。自分の肌色より少し濃い色のアイテムを使って、顔に陰影や立体感をもたらします。
また、シェーディング用のメイクアイテム自体を指すこともあります。
「メイクで小顔に見せたい」「フェイスラインをシャープに見せたい」などの希望をはじめ、「メイクするとのっぺりしがち」といったお悩みを解決してくれるのがシェーディングなのです。
さらに、顔の凹凸を際立たせたい方は、シェーディングとハイライトのW使いが効果的ですよ。
シェーディングは大きく分けて、スティック・ リキッド・クリーム・パウダーの4種類があります。それぞれのタイプによって特長や使い勝手が異なるため、求めている条件を満たしているか事前に確認して選べば、失敗が少なくなります。
それでは、シェーディングを種類別に詳しくチェックしてみましょう。
細やかにカバーできる「スティックタイプ」
スティックタイプは、クリームをスティック型にした細長いフォルムのシェーディングアイテムです。本体をねじって繰り出し、そのまま肌にすべらせるだけで簡単に使用できる使い勝手のよいタイプです。
なめらかな肌あたりのものが多く、小鼻などの細かい部分にのせやすいのもメリット。
入れ方次第では、ひと塗りで濃くのせられるのも特長。肌にのせた後は指やスポンジでぼかすことで、自由に濃さを調整できます。スリムな形状は持ち歩きにも便利です。
肌から浮いた仕上がりが心配なら、リキッドやクリームタイプがおすすめです。なめらかな質感で、肌にするするとなじむでしょう。
クリームはコンパクト型、リキッドはチップ付きのスティック型になっているアイテムが一般的です。
いずれも肌なじみのよさに加え、密着性が高いことも特長のひとつです。肌にぴたっと密着して、ファンデーションの上からのせてもヨレにくい傾向にあります。
ただし、色がつきやすいため、慣れるまで調整が難しい場合もあります。
パウダータイプは、シェーディングテクニックに自信がない初心者さんにおすすめのアイテムです。パウダーチークと同じ形状のものが多く、ブラシを使って肌にのせていくのが一般的。ふんわり薄づきに仕上がるため、つけすぎによる失敗を防ぎやすいメリットがあります。
薄づきとはいえ、重ねづけすれば好みの濃さに仕上げられる調整のしやすさも利点。使用するブラシの大きさによって、小鼻などの細かなパーツからフェイスラインまで活躍するでしょう。
次に、シェーディングの選び方をお伝えします。
先述の種類別の特長とあわせて、次の2つのポイントを目安に、自分に合ったアイテムを選んでみてくださいね。
まず注目したいのが、自分のパーソナルカラー(肌などの生まれ持った色素)に合わせて選ぶこと。パーソナルカラーに合わない色味のシェーディングを使用すると、肌にのせた時に浮いてしまう可能性があるためです。
パーソナルカラーは、大きく2種類に分けられ、肌の色味が黄みよりなら「イエローベース(略してイエベ)」、青みよりなら「ブルーベース(略してブルベ)」になります。
イエべさんは、肌の色になじみやすい、黄みかがった暖色系のシェーディングを選んでみてください。黄みの入ったブラウンベージュなどの色であれば、温かみのあるイエべの肌から浮きにくいでしょう。
一方のブルべさんは、青みがかったシェーディングがなじみやすくおすすめ。深みのあるグレーベージュやパープル寄りの色をセレクトすれば、透明感のあるブルべの肌にしっくりとマッチするでしょう。
シェーディング選びでは、発色の度合いも目安にしたいポイントです。一般的に発色がよいのはクリームタイプやリキッドタイプといわれていますが、発色が美しいパウダータイプもあります。
立体感をより重視するなら、しっかり発色するシェーディングがおすすめですが、ナチュラルな仕上がりを求めるなら、さりげなく発色するアイテムを選びましょう。
発色のタイプは、ブランド公式サイトやパッケージの情報をはじめ、店頭のテスターなどを参考にしてみてください。
お気に入りのシェーディングが見つかったら、次は実践です。いざシェーディングを入れていくわけですが、定番の位置に入れていけばいいというわけではありません。
顔立ちのお悩みをカバーしたいなら、それぞれの顔タイプに合わせた入れ方をすることが大切です。
そこで以下では、顔タイプ別にシェーディングの入れ方をまとめました。立体感をつけるうえで欠かせない、ハイライトの入れ方もあわせて紹介します。
ふっくらとしたフォルムをカバーしたい丸顔さんは、縦のラインを強調するような入れ方がおすすめです。
フェイスラインはもちろん、生え際あたりから頬骨に向け、顔まわりを囲むようにぐるっとシェーディングを入れましょう。また眉頭から鼻すじの三角ゾーンにも入れて、顔の重心を中心に寄せるようにすると効果的です。
ハイライトの入れ方としては、おでこから鼻すじにかけてとあご周りにしっかりめにオン。さらに目の下の三角ゾーンにも入れて、縦のラインを目立たせましょう。
縦に長いフォルムが気になる面長さんは、丸顔さんと反対に、横のラインを強調する入れ方が基本です。
元々ほっそりとしたフェイスラインのため、シェーディングはあごと生え際部分のみでOK。上下の余白をカバーする狙いで二か所に入れましょう。
面長さんが意識すべきハイライトの入れ方は、目の下からこめかみにつながるよう、長い横ライン状に入れること。加えて、おでこにもやや横に広がるように入れて、縦長のフォルムをカバーして丸みのある輪郭を目指しましょう。
角ばったフェイスラインがお悩みのエラ張りさんは、ずばりエラをカバーするシェーディング一択です。
骨格がしっかりしているため、手を加えすぎると輪郭が悪目立ちする可能性があるため要注意。たまご形のフォルムを目指して調整してみましょう。
また、ハイライトはやや幅広の輪郭をカバーすべく、おでこから鼻すじ、目の下・あごに入れるのがおすすめです。顔の中心に凹凸をもたらし、視線を顔の真ん中に集めることで輪郭をカバーできるでしょう。
ハチ周りが張り気味の逆三角形さんは、顔の上半分をカバーするシェーディングを心がけましょう。
少し下の生え際からこめかみにかけて入れるのがおすすめ。さらに、あご周りに入れると、逆三角形さんが悩みがちなあごの尖りも目立たなくできます。
ハイライトの入れ方は、鼻すじに入れて顔の上半分の横幅をカバーしつつ、頬から口元・シェーディングを入れたあごの上にオン。顔の下半分に光をもたらすことで、シャープな輪郭を和らげて見せることができるでしょう。
メイクでメリハリのついた顔立ちに導き、小顔に見せてくれるシェーディング。スティックやパウダーなどの種類があるなか、初心者におすすめなのがスティックタイプです。
ブラシ要らずで簡単にメイクでき、肌になじみやすいのも魅力。比較的プチプラで手に入れやすいのもメリットです。
さらに顔のタイプにあわせた入れ方&ハイライトを同時に仕込めば、メイクの完成度が上がります。
商品名:ミゼルエディ コガオシェードペン
価格:1,320円(税込)
初心者でも失敗しにくい、ナチュラルな発色のスティックタイプのシェーディング。
肌にのせるとパウダリーな質感に変化し、すっと溶け込むようになじみます。扱いやすいペンシルタイプで、テクニックレスでメリハリのある小顔へ。
ペン先は斜めにカットされており、顔の凹凸にぴったりとマッチします。また細い・太い面の両方を持ち合わせているのもポイント。
フェイスラインをはじめとする広い部分から鼻すじなどの細かな部分まで、どんなパーツにもフィットしやすい形状です。
カラーは、肌色に合わせて選べる2色展開。イエべ向きの「ウォームベージュ」は、肌になじみやすいブラウンベージュ。ブルベ向きの「クールベージュ」は、リアルな影色を演出するグレーベージュです。
さらに、ホホバ種子油とヒアルロン酸Naの2種類の保湿成分を配合。
高度なメイクテクニックが必要と感じていたシェーディングも、使いやすいアイテムさえあればトライしやすいはず。
顔の形に合わせて一手間加えることで、立体感のある小顔メイクが叶いますよ!
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